1、2班戦を無傷の9連勝でS級特昇を決めた南潤(20=和歌山)が追加参戦。もっとも、特昇しなければA級2班として正規あっせんがあったので、南にしてみれば四日市に来るのは予定通りだ。

 持ち味は踏み出し鋭いダッシュ力。しかし、南は「ダッシュには自信があるけど、S級ではそれを抑えて、もっと先行しようと思っています」。S級デビューの10Rは細切れの4分戦。「楽しみ? そうですね。四日市は直線が長いそうですけど、問題ないと思います」。和歌山の自力では稲毛健太が第一人者だが、周囲の選手によるとそれ以上という評判だ。10Rで連係する神田紘輔は「強いのは聞いています。地区プロでも実際、見たし。緊張しますね」と苦笑いだった。