18年の平塚競輪開幕戦はベテラン勢の活躍が目立った。

 予選8Rでは杉浦康一(52=北海道)が1着、3着には戸辺英雄(54=茨城)が強襲してきた。

 戸辺は、目標にしていた村上貴彦が不発とみた2センターで俊敏に内に切り込んだ。いぶし銀のコース取りで、今年初の予選突破を決めた。「村上がまくっちゃうかと思ったけどね。自分の調子は大丈夫そうだよ」とニンマリ。今年からA級1班に復帰した54歳が健在ぶりを示した。準決8Rは宮下貴之-宇賀神浩幸の3番手。昨年8月取手以来の決勝進出を目指して食らいつく。