城幸弘が本領発揮へ気持ちも体も整えてきた。

 12月前橋の落車で左鎖骨骨折し、復帰初戦の3月平塚は決勝進出と好走した。予選は南潤と力勝負して2着になったが、決勝は目標の吉沢純平から離れた。「平塚では吉沢さんのダッシュがすごく、追い込みの難しさが分かった。手探りで走ったし、今回が本当の勝負」。上位との対戦で緊張感を思い出し、援護陣の心境も味わった。予選8Rは柴田洋輔らに信頼されてライン3車。その思いに積極策で応える。