準決10Rは伏兵の中村昌弘(41=広島)が保科圭太ラインをまくって、前回宇都宮F1に続いて連続して準決1着突破。

 吉本卓仁-佐々木則幸の3番手回りだった中村は前との連係が乱れて「追い上げるつもりだったけど、そのまま行っちゃえって」と、ハプニングまくりが決まって本人もびっくり。不惑を超えても競走得点は上がる一方だ。「昔よりもほかの選手に対して遠慮がなくなった。決まり手は気にせず、とにかく3着までに入って車券に絡みたいと思っていることがいいんですかね」と好調の要因を話した。目標不在の決勝も「位置は決めない」とフリーのポジションで穴党に貢献するつもりだ。