地元のベテラン浅香潤(45=伊勢崎)が8周回を力強く逃げ切り、2度目のG1優勝を飾った。1車だけの0ハンから好スタートを決めると、終始2番手につけた鈴木聡太以下を振り切って感激のVゴール。

97年シルクカップ以来、22年ぶりのG1制覇に「信じられないですね。(後続を)意識しないようにしていましたが、6周目くらいから滑りだして、ものすごく意識しました。ここ何年か良くない時期が続いて、車券的にも迷惑をかけてきましたが、今年は頑張りたいと思う。いつもお客さんには感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、目頭を熱くしていた。