朝倉智仁(20=茨城)が115期3人目のS級特昇に挑む。

競輪学校(現競輪選手養成所)の在校成績は55位と下位だったが、デビュー後は先行主体に頭角を現した。準決12Rでは小林寛弥にたたかれて最終ホームで7番手まで下げる本来なら苦しい展開。それでも力で巻き返し、結果的に5車身差をつける圧勝劇だった。「緊張はなかったけどレースの組み立てができてない。下手だった」とレース後は反省していたが、やはりスピードは一級品。

決勝12Rも展開不問で豪快に仕掛け、A級1、2班戦の無敗突破を狙う。