片桐善也(26=新潟)が連勝で決勝に駒を進めた。準決4Rは、小川辰徳の巧みなペース先行にてこずったが、2角から強引にまくり、最後は力比べを制した。

「タイミングがずれて、思ったより出なかった。でも、足の感じはいいし、連勝はうれしい」と笑顔。

ここまでは華々しい同期の活躍に焦りがあった。「やってきたことがちょっとずつ結果になってきたので、少し安心している」。117期を72人中50位で卒業。持ち前の地足をコツコツと磨き、存在感を示しはじめた。