苦節13年の鈴木庸之(35=新潟)は、前回の小倉競輪祭で初のG1ファイナリストとなった。

「初めてあの舞台に立てたことで、上位陣との距離が分かった。来年は地元の新潟でG1(寛仁親王牌)があるし、その前に(G1決勝を)経験できて本当に良かった」。来年は、さらに大きな飛躍が期待される。

競輪祭後は疲れを取りながら、コンディションの維持に努めた。A級初V、通算100勝を達成した験のいい伊東バンクで、新たな挑戦が始まる。