浅井康太(36=三重)が大会初優勝を飾った。今年5月の宇都宮以来、通算29回目のG3制覇。まくりで猛追した松浦悠士が2着、園田匠が3着に入った。

別府G3初制覇を果たした浅井康太は表彰式で破顔一笑
別府G3初制覇を果たした浅井康太は表彰式で破顔一笑

G1決勝のような豪華メンバーの激突。単騎で挑んだ浅井の、展開を読むセンスの良さが最高の結果につながった。


初手は岩本俊介-諸橋愛の3番手だった。「九州ラインが行っても、岩本君ならホームで必ずたたく。もがき合いになったところをまくろうと思った」。


読み通りの展開となり、中団外並走から最終バックまくり。2角から反撃した松浦に2センターでは並びかけられたが、懸命にゴールまで踏み切った。


直前の競輪祭で落車。それでも今大会には出場したかった。昨年の当地では全日本選抜(準決で失格)、G3(決勝で落車・再乗9着)と不本意な成績の連続。その雪辱を果たしたかった。


「厳しい戦いになると思っていたが、迷惑をかけた全日本選抜の恩返しをしたいという気持ちの方が強かった。G1を勝つよりも今回の優勝はうれしい」。


表彰式では、ファンの大声援を浴びた。その笑顔は達成感に満ちあふれていた。


別府G3オランダ王国友好杯の決勝成績
別府G3オランダ王国友好杯の決勝成績