菊地孝平(42=静岡)が、準優11Rを大外からまくり差して1着。1月正月戦に続くオール静岡連続Vに望みをつなげた。一方、人気を集めた1枠高塚清一はインで5着敗退。加藤峻二さん(引退)の持つ史上最年長優出記録更新はならなかった。

菊地は序盤の機力こそ最悪レベルだったが、「ゾーンは狭いけど、何とか最低限の足には持ってこれました」とあらゆる作業の成果を口にした。ファイナルは3枠で臨む。「3枠なら勝負できますよ。質のいいスタートを行きたいですね」とにやり。優勝戦1枠の同期・坪井康晴にとっては、何とも手ごわい強敵と化す。