予選2位通過だった桐生順平(34=埼玉)が、再び流れを呼び戻した。

準優は10Rが4艇転覆の大波乱。11Rは予選トップの須藤博倫がインで4着に敗れた。不穏な流れが漂う中、12Rでイン速攻を決めた桐生に絶好枠が巡ってきた。「ターン回りは初日の良さが戻ってますよ。伸びは心もとない。スタートが行ければって感じ。スタートは今節いいのが行けてます」。今節、イン戦は3戦3勝。「正月(今年1月)に遅れてますので」と気を引き締め、今年6度目Vの勝機は逃さない。