男女のルーキーシリーズ決勝が行われた。

12Rの男子119期決勝は、在所1位のスーパールーキー犬伏湧也(25=徳島)が上がりタイム10秒8の快速まくりで前走静岡に続き連続完全Vを達成した。

レースは並走5番手からホームで動き、3番手に収まった2角から豪快にまくり、打鐘から逃げた在所2位の志田龍星を一気にとらえた。3日間とも上がり10秒台での勝利で、決勝も2着の志田に大差をつける圧勝劇だった。

犬伏は「今回は前回よりもメンバーがきつかったので緊張したけど、勝ち切れて良かった。今後はもっと長い距離を踏めるように練習して、次走和歌山(6月4日~)まで仕上げていきたい」と気合を入れていた。

11Rの女子120期決勝は、犬伏と同様に前走静岡を制した内野艶和(19=福岡)が2角4番手まくりで快勝した。「待ってから仕掛けたが、思った以上にスピードが出ました。予選の着順が悪いので、これからは初日からしっかり走りたい」と課題を口にした。次走は犬伏と同じ和歌山の予定。