準決10Rは北日本3番手の泉慶輔(31=宮城)が直線中割り強襲。3連単は23万円超の大波乱になった。

初日は3着でギリギリ突破。「運もあったし流れもあった」と喜んだ。きっかけがあれば変わる。4月四日市G3の2次予選で深谷知広-守沢太志の3番手に付いた。結果は深谷の踏み出しに千切れて9着。ただ「2度とあんな点数差の人と走ることはない。あれ以上のダッシュはない。あれに付いていければ」と気持ちにも変化があった。

19年11月西武園以来の決勝は、地元武田豊樹の番手に。「武田さんが埼玉勢と別なら付きたいです。多分2度とない。光栄です」。決勝12Rもこの男が波乱を呼ぶか。