オートレース界のNO・1レーサー、青山周平(36=伊勢崎)が、史上初の年間2度目10連勝を達成した。

準決12Rは5周3角で先頭に立って1着。通算4度目の10連勝は、過去に高橋貢しか達成しておらず、青山は最多タイに並んだ。

出迎えた選手たちから「もう10メートル後ろ(のハンデ位置)でもいいんじゃないの?」との声に、「いやいや…」と、青山は謙遜しつつも笑みで返した。

通算4度目の10連勝に関しては「最高にうれしいです!」と簡潔に喜びを表現した。「ヘッド周りを扱って、タイムも上がったし良くなった。ただ、レース足がもう少しなので、タイヤを探してセッティング。リングは点検して交換も視野に入れる」そうだ。

最終日の12R優勝戦は0、30、40メートルのハンデ戦で8枠に組まれた。7枠中村雅人と並ぶ40メートル線のスーパーハンデから、11連勝を目指す。