児玉碧衣(26=福岡)が先行争いを一気にまくり、3年ぶり2度目のドリーム制覇を果たした。

石井寛子、石井貴子、高木真備の後位はイン児玉、アウト太田りゆ。これに小林優香、荒川ひかりと続いて打鐘を過ぎた。石井貴がダッシュすると石井寛が突っ張り、すかさず高木、太田も踏み上げ、最終ホームの前団は内から石井寛、石井貴、高木、太田の4車で並走という激戦。その後ろに児玉が構えた。

2角で石井貴が後退すると、車を外へ持ち出した児玉がスパートし、追走の小林を2着に封じて快勝。3着には高木が入った。

タイトルレース初Vも、18年の当地ドリーム。験のいい舞台で再び勲章を手にした児玉は「いい位置を取れたので、あとは焦らず自分のタイミングで行くだけでした。ファン投票1位に選んでもらえたし、サマーナイト(函館ガールズF=7、4、2着)で悔しい思いをしたので、優勝できて良かった」と涙を流した。

2車単(1)(4)1330円、3連単(1)(4)(2)3080円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)

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