萩原秀人(42=福井)が逃げ切って、三国では今年5、6月に続き3節連続で20回目、通算では59回目の優勝を飾った。2着には差して2M外マイで今垣光太郎を交わした中島孝平、3着には今垣が入った。

優勝戦はピット離れで木田峰由季が遅れ、進入は123・465の隊形。萩原はインからコンマ10のトップスタートで先マイ、4カドからブイ際を突いた今垣にバックで迫られたが、2Mを先取りして決着をつけた。「足はずっと良かった。(バックで迫られたが)自分の方が出てたのでいけると思った」。

今年はこれで6回目の優勝。来年3月の大村SGクラシック出場も確実にした。10月末には、前節の宮島で勝負駆けに成功して出場権を得た、平和島SGダービーも控える。「中島(孝平)さんと2人で頑張ります」と、新たな目標に突き進む。