前検の200メートル測定で1番時計をたたき出した雨谷一樹(31=栃木)が連勝スタートを切った。元ナショナルチームらしく、国際規格に合った1周250メートルの木製バンクを乗りこなし、1予、2予と逃げて圧勝。「冷静に走れている。明日はまずは準決。根田(空史)さんや相手はみんな強いし、今までの経験を生かして何でもやるつもり」と意気込んだ。

民間ポータルサイト「TIPSTAR」による初日の車券売り上げは約3億5000万円。雨谷が出場した挑んだ6、12Rは単勝式の売り上げが合わせて約1億6000万円となった。レース後は神山拓弥から「雨谷、すごいな。1億男、いや1億6000万男だわ」と声をかけられると「そんなに売れるなんてありがたい」と表情を緩めた。