平昌(ピョンチャン)五輪モーグル銅メダル、北京五輪代表の原大智(25=宮城)が初日の反省を生かす。

予選3Rで2着に入り、1、2班戦で初めて準決に進出したが、レース後は大反省。「メリハリのないレースをしてしまった。後ろに迷惑をかけた。勝ち上がれたのは運が良かっただけ。全くうれしくないです」。まくった山田雄大(1着)の番手に偶然はまって、自分だけ勝ち上がった内容を悔やんだ。

北京五輪後5場所目で少しずつ競輪の動きを思い出している最中。準決4Rは、同県で初日特選2着の泉慶輔に任されたことで「明日(準決)こそしっかり力を出し切りたい」と気合を前面に押し出した。