今回が2班に特昇して3場所目の119期・堀江省吾(25=長野)が、一躍V候補筆頭に名乗りを上げた。この堀江は、異色の経歴の持ち主で中学時は吹奏楽部でパーカッション担当だった。高校ではバドミントン部に所属。大学は国立の信州大学繊維学部出身で大学院にも通っていた秀才だ。「自転車は大学に入ってから」と自転車歴は浅いが、運動センスは秀逸。「前走(川崎決勝2着)で自信が付いたし、その勢いをつなげられた。できることなら優勝を目指したい」。果敢な走りで完全Vを目指す。