馬場剛(29=東京)は18年11月のルーキーシリーズ以来の尼崎参戦となる。

来期は勝率7.31と格段に成長している。さらに前走の大村でVを飾り勢いを持って乗り込んできた。「勝率はたまたまですよ。前走は良かったですね。前の人が仕上げてくれていて、それをベースに調整をしただけです。最近は出足、乗り心地をしっかりさせたいけど、もらったエンジンのいいところをそのまま生かす感じですよ」。エンジンの特徴を引き出しながら、持ち前の果敢なターンを生かして、好調をキープしている。

相棒となったのは複勝率27.5%の42号機。「試運転ではどうかと思いましたが、特訓では悪くなかったですよ。そこまで気にならなかったですよ」と、にっこり。初日は5、12R(5、6枠)の2回乗り。不利な枠番をいかに克服するのか見ものだ。