脇本雄太(33=福井)が力の違いを見せつけた。脅威の打鐘前カマシで完全V。今年は16場所走ってG1・2勝を含めて11度目の優勝を飾った。

レースは北津留に渡部-山中の四国勢がつけて前団。脇本は4番手に構えて、後位は三谷と池田が内、外を入れ替わりながらの競り。そのままの態勢で、脇本はジャンの音を聞く前に始動。三谷が外からうまく番手を取り切って追走。池田は3番手に入り、北津留は5番手。だが、1周半もがきながら脇本の末足は衰えない。番手三谷や、5番手まくりの北津留を封じて、余裕で押し切った。

「打鐘はともかく、先行を考えていた。福井は記念(7月)の時に決勝に乗れなかった(豪雨のため準決で抽選負け)ので、勝ててうれしい。まずは次の競輪祭へ向けていって、暮れのグランプリに備えたい」。余力十分に復帰戦を飾った脇本が、暮れの大一番へ向けてさらに高めていく。