トパーズ決勝12Rは、佐藤水菜(23=神奈川)が落ち着いた走りで完全Vを飾った。

勝ち上がり2日間は長い距離を踏んだ疲労が蓄積されていたが「その中で最大限のパフォーマンスはできた」。ガールズGP(GGP)出場へのラストチャンスをものにした。「1年間の集大成で優勝できるように」。GGPの舞台は地元の平塚。そこで世界選手権ケイリンで2年連続銀メダリストの力を爆発させる。

アメジスト決勝11Rは、児玉碧衣(27=福岡)が柳原真緒とのバトルを制して、このトライアルを3連続V。開口一番「やったぜっ! バリうれしい」と喜びを爆発させた。今年はなかなか大きいレースで勝てなかったが、「やっと本来の自分のフォームや踏み方が戻ってきた」と完全Vで復活宣言が出た。「もう、元女王は聞き飽きた」。この勢いでGGPを制して女王の座を取り戻す。