山田久徳(35=京都)が、1予2の脇本雄太に続き、特別優秀10Rで古性優作を差し切り、今年2冠の2人から1勝ずつを挙げた。深谷知広の先行を古性が4番手まくり。その勢いをもらった山田が、直線鋭く突き抜けた。

準決4着で惜しくも決勝を逃したが、「余裕はあったし、今開催はタテ足は悪くなかった。チャンスが来たら、ものにしようと普段から練習している。そこそこの手応えはある」。来年こそ初タイトルをつかみ取る。