急激に成績を上げてきた鈴木彩夏(27=東京)が、3場所連続の決勝進出を決めた。

「昨年の11月ごろから気持ちを入れ替えて練習を頑張りはじめた。それが形になってきましたね」。しぶといマーカーだった父(鈴木康雄=18年7月引退)譲りのマーク戦が真骨頂。初日は児玉碧衣のカマシ先行にピタリと食らい付き、自信を深めた。

ガ予2・6Rは、梅川風子のS取りに戸惑いながらも、「大敗しないレースをしようと頭を切り替えた。前の岩崎(ゆみこ)さんが仕掛けてくれて助かりました」と、3着にまとめた。

ガ決勝7Rは、強力な自力型がよりどりみどり。自慢の嗅覚を利かせて、最後は好位に収まる。