S級経験もある高津晃治(44=岡山)に今期初Vのチャンスが巡ってきた。準決5Rは森本桂太郎マークから、上野恭哉のまくりに切り替えて追い込んだ。「切り替えなければ、森本君は3着で一緒に決勝に乗れる可能性があったかな…」。若手と好連係を果たせずに反省の弁も出るが、競走得点92点台の伸びや俊敏さは健在だ。

決勝7Rは、同県で徹底先行の多田晃紀マークで挑む。「多田との連係はどうだっけ? あっ、ここ取手で多田が逃げ切り、自分は1着失格という結果があった。今回はどうなるかな」。昨年7月敗者戦の悪夢は早く忘れたい。番手キープから、首尾よく抜け出す自身の姿を思い描いていた。