開幕直前コラム2回目は、賞金ランク3位・茅原悠紀(36=岡山)に注目する。初の頂点に立ってから9年。今年はSGに5度優出、直前のG1芦屋周年も制し、2度目Vへ最高の波に乗って住之江に乗り込む。
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「今年はグランプリ、取ると思います」。今月11日、茅原はG1芦屋周年の優勝インタビューで堂々と宣言した。優勝戦の豪快な逃げ切りも見事で、今の充実度を茅原自身が最も実感しているからこそのV宣言だ。
今年の茅原はSGタイトルには届かなかったが、5大会で優出を果たした。もちろんこれは今年のSG最多優出。賞金ランク3位については「SGの優出で積み重なったから」とも話していたが、要所での勝負強さやターンを見る限り、その才能が開花したといえる。
芦屋では複勝率20%台エンジンを一変させ、上位級パワーを引き出した。どんなエンジンを引いても出せる、そんな雰囲気が今の茅原にはある。グランプリのエンジンは上位6基から抽選できる。実績あるエンジンなら、必ずや上位の動きをするはず。
9年前は大外6コースからの優勝だった。今年のファイナルはどの枠で乗ってくるか。そんな興味を持たせるのが、今年の茅原だ。【中川純】
◆茅原悠紀(かやはら・ゆうき)1987年(昭62)7月11日、岡山市生まれ。06年11月、99期生として児島でデビュー、6走目に初勝利。09年12月に宮島タイトル戦で初優勝。G1は10度V、SGは14年平和島グランプリを優勝。171センチ、53キロ。血液型A。
※明日は「初日トライアル1st展望」





















