日刊スポーツ新聞社制定「第36回オートレース年間三賞」表彰式が、28日に東京都内のホテルで開催された。新型コロナウイルス感染症対策の影響で昨年まで中止となっていたが、今年はファンを招待して4年ぶりに式典が行われた。女子特別賞には佐藤摩弥(31=川口)が、6年連続で選ばれた。

佐藤摩弥(写真)は鮮やかなピンクのドレスで登場した。オールスターで自己最高のSG優勝戦2着。7月川口の日刊スポーツ・キューポラ杯で女子初のG1制覇。安定した走りで存在感は増すばかりだ。「6年連続での受賞ということで大変光栄に思います」。昨年は3度優出と究極の目標であるSGファイナリストの常連に前進している。「ありがたいことに、周りの反応が薄くなってきた気がする。勝負強いと言ってもらえるので、それが自分の持ち味かなと(笑い)」。サトマヤの目標は60歳までレーサーを続けること。同期・青山周平のストイックさに刺激を受けつつ、オート界の頂点を目指す。

◆サイン色紙を10人にプレゼント 第36回オートレース年間三賞を受賞した4選手の寄せ書きサイン色紙を10人にプレゼント。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、〒104・8055(住所不要)日刊スポーツ新聞社広告「オートレース三賞サイン色紙」係まで。3月12日必着。当せん者の発表は発送を持って代えます。応募は1人1枚でお願いします。

◆木戸寛JKA会長 オートレース業界としては能登半島地震で被災された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。オートレースの組織を通じて一刻も早い復興に協力させていただきます。昨年大活躍された選手が今年一年、健康でけがなく、活躍されることを祈っております。

◆高田誠日刊スポーツ新聞社代表取締役社長 オートレースの魅力はスピードと爆音。官能的でスリルに満ちた世界で活躍された方々、各賞受賞おめでとうございます。私たちはレースの感動、デジタルサイトでの直前予想、読者・ユーザーのためになる情報をお伝えしてまいります。