嶋津拓弥(神奈川)が38歳のバースデーを自らの勝利で祝った。

準決10Rは四国単騎の林昌幸と即席ラインを形成。まくってきた蕗沢鴻太郎に合わせて番手から抜け出した。「今までは南関の後輩がいる時には任せていたけど、地区の違う林君が主導権を取ってくれたのだからありがたい」と感謝しきり。だが「もう少しうまくやれれば…。前を残せるような走りをしないと。勉強ですね」と反省も口にした。

決勝は、初日特選でも連係した高橋晋也の番手回り。今月までが選考期間のG1高松宮記念杯(6月・岸和田)の出場権争いも大詰めを迎えている。「次に武雄G3もあるし、まだ安心できない」と気を引き締めて挑む。