田中駿兵(21=徳島)が3日目2、6着で、4日目の準優勝負駆けに望みをつないだ。

駆る54号機で前半6Rで2着した際は「出足から直線にかけてのつながりがいい。伸びはもうちょい上積みしたいが、あまり直線が来なくて…。でも下がっていることはない」と分析。現状では出足から行き足の良さが目立つ。

今節は同じ131期の出世頭、石本裕武とよく当地のスタートの話をするそうだ。「それが、石本はスタート展示と本番でそんなにスタート変わらないっていうんですけど…。僕の方は、それだと遅れてしまう。初日でスタート遅れたから、それから自分は少し早仕掛けで対応しています」。ダブルエース機の1基、48号機を駆る石本と、複勝率28・6%しかない田中のエンジンパワーの違いがスタート時に出ているようだが、田中も出足系は悪くないだけに、そこまでエンジンに関して悲観する必要はなさそうだ。

3日目10Rは展開が向かずに6着となり、得点率22位タイの5・40まで下がってしまった。準優進出ボーダーを5・83と想定すると、4日目2Rは2着以内がノルマ。4枠からスタートを決め、カド自在戦で予選突破を狙う。