予選8Rを制した橋本優己（24＝岐阜）が納得の表情を見せた。

6番手から徐々に踏み上げ、最終的には好スピードでまくり切った。番手に付けた坂口晃輔は「久々に橋本優己の後がかりのレースを体感した。強かった」と絶賛した。これを聞いた橋本は満面の笑みで「自転車を替えたり、セッティングをいじったりと試行錯誤していた中で、ようやくいい感触。ダービー（G1日本選手権競輪）に向けていいきっかけになりそうですね」。

足の状態も問題なく、準決はいい流れで臨める。2節後に控えるビッグレースへ向けて、あとは結果を出すだけだ。