S級S班の真杉匠(25=栃木)が、鮮やかなまくりで優勝した。昨年5月の宇都宮以来、4度目のG3制覇となった。

レースは深谷知広-稲川翔が前受け。真杉-坂井洋の栃木勢が続き、黒沢征治-森田優弥-平原康多-武藤龍生-一戸康宏の埼玉5車が後方で周回を重ねた。埼玉勢は徐々に浮上し、残り2周で黒沢が先頭に立ち、打鐘では全開で駆ける形になった。そして、最終1角で森田が番手まくり。さらに2角では深谷がすごいスピードで踏み上げた。平原が波を作って防ごうとしたが、その上を真杉がまくり、そのままゴールを駆け抜けた。2着は深谷、3着が平原だった。埼玉勢は1月大宮G3に続いて、5車で敗れた。

真杉は勝利者インタビューで「地元勢が厚かったが、勝つことができました。初日はどうなっちゃうんだろうと思いましたが、上向いてくれました。ダービーも優勝できるように頑張ります」と声援に応えた。

2車単(3)(2)4650円。3連単(3)(2)(1)1万8910円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)