1枠・菅章哉(36=徳島)がインから押し切って、今年6度目の優勝を決めた。

2コース中辻崇人がスタートを決めてきたが、インから伸び返して先に回ると、後続を振り切った。2着は1番差しの中辻崇人、3着は中島昴章と宇佐見淳が競っていたが、追い上げた守屋美穂が逆転で制した。

前検は不安げな表情だった。引いた1号機は好エンジンでも前走者は内寄りを主戦場にする石川真二で、伸び仕様とは正反対。ペラをたたきすぎて、「左ひじが痛かった」と苦笑い。それでも、1走目で「初めての体感。これは行けるかなと思った。出足は選手になって一番くらいの感覚」と、出足を生かしながら、外枠ではチルト3度も駆使。特に5日目前半のまくり差しは、力強い航跡を描きながら差し抜けた。「もうあんなことはできない」と会心のレースを自画自賛していた。

この優勝で、来年3月の当地SGクラシック出場へグッと近づいた。「今年の目標でした。A1級勝率にもめどが付いたので、スタートには気をつけながら、もう1つ(V7)勝ちたい」。次節12日からの三国一般戦を走って30日のフライング休みに入るため、前節の蒲郡からの3節連続優勝を目標に気合を入れ直した。