昨年の最優秀選手、毒島誠(41=群馬)がイン逃げを果たし、前節の尼崎周年に続くG1連続優勝を飾った。G1は18回目、今大会は18年7月の64周年に続く2回目のV。獲得賞金も3683万9000円としてトップに立った。
「ギリギリでした」。毒島は開口一番、ちょっとほっとした表情で話した。スタートはコンマ05のトップタイミングも3枠・茅原悠紀の強ツケマイにバックで一瞬、前に出られそうになった。なんとか舟をあわせ2Mを先取り。今度は茅原の攻めを封じる高度なターンで突き放した。
今節は内容以上に苦しい戦いだった。それでも予選トップ、準優、優勝戦を1枠で迎え、その利を最大限に生かした。相棒の27号機は評判エンジンではあったが、ペラは見たことのない形。準優までは形を変えずに戦い、優勝戦前に調整してみたが合わず、結局は元の形でファイナルに臨んだ。その不安を克服したのは「どんなペラにも対応できる」というターンのリズムの良さ。MVPは技術的にもまだまだ進化している。
次節は大会連覇の懸かるSG若松クラシック。「SGが悪かったらこの2節が台無しになる。気持ちを入れ直していく」。歓喜の笑顔も一転、口元を引き締めて若松に向かう。





















