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現存最古の地方競馬 荒尾競馬来年廃止へ

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来年3月に廃止の方向が決まった荒尾競馬場(共同)
来年3月に廃止の方向が決まった荒尾競馬場(共同)

 熊本県荒尾市は赤字で厳しい経営状態が続く荒尾競馬の存廃について、本年度中に廃止する方針を固めていることが25日、分かった。9月に行われる荒尾市議会で決定する。

 同日に行われた「競馬関係者懇談会」に出席した荒尾競馬組合管理者でもある前畑淳治市長(66)は、廃止が報道されたことについて「廃止とは言っていない」と、決定事項でないことを強調。存廃については、9月5日から22日に行われる荒尾市議会で論議された上で決定することを明らかにした。

 平山良一調騎会会長(62)は「寝耳に水の話で驚いている。これまで賞金カットや手当の減額など、協力できることはやってきた。今後のことは主催者の判断に任せるしかないと思っている」と語った。

 また荒尾競馬のトップジョッキー杉村一樹騎手(33)は「僕は中津(競馬)時代に廃止を経験しているが、あの時は突然言われた。今回もそうかと驚いたが、市長の話ではまだ議論の余地はあるとのこと。なんとか存続の方向で話を進めてもらいたい」と話した。

 荒尾競馬は92年度に約159億円の売り上げを記録したが、その後は減少を続けた。10年度は約49億円にとどまったが、13年ぶりに約4300万円の黒字を計上していた。今年度は東日本大震災の影響などで厳しい経営状態が続いており、もし廃止が決まれば、交流戦を実施している佐賀競馬をはじめ、他の地方競馬場にも影響を及ぼしそうだ。

 ◆荒尾競馬場 熊本県北西部の荒尾市にあり、JR荒尾駅から徒歩10分。1928年(昭3)2月20日開設で、現在開催されている地方競馬場で最も古い。風光明媚(めいび)でスタンドから有明海が望める。右回りで1周1200メートル。所属騎手はWSJSにも出場した1000勝ジョッキーの杉村一樹ら13人。

 [2011年8月26日8時37分 紙面から]




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