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エタンダール勝負師松岡で逆転だ/菊花賞

木南は、4月の青葉賞2着時から狙いを定めてきたエタンダールに最高級の◎を打った
木南は、4月の青葉賞2着時から狙いを定めてきたエタンダールに最高級の◎を打った

<G1的中伝キナミの帝王:菊花賞>

 初志貫徹だ。ゴールドシップ断然ムードの中、「キナミの帝王」こと木南友輔は、4月の青葉賞2着時から狙いを定めてきたエタンダール(牡3、藤原英)に最高級の◎を打った。春からの成長と距離適性。さらには長距離戦に強い鞍上も心強く、一発逆転があると信じて疑わない。

 「勝ったと思ったら負け始めているんだ」(BY学生時代の部活動の指導者)。今年のダービーを最高級の◎トーセンホマレボシ(3着)で勝負した自分はまさにその状態だった。4角がゴールじゃない。勝負事の鉄則を思い知らされた。

 菊花賞は前哨戦の内容だけ見れば、皐月賞馬が抜けている印象だ。ただ、出走各馬にとって未知の3000メートル戦だ。いつもより動いた追い切りがかえって不安な▲ゴールドシップ。春からの臨戦過程を精査すれば、最高級の◎エタンダールの好走、いや、劇的な勝利を予感せずにはいられない。春に青葉賞を見て“菊で狙いたい”と思った。初志貫徹でいく。

 青葉賞のレース後に藤原英師が残した言葉が印象的だった。「まだ成長が欲しい状態でよく頑張ってくれた」。強敵フェノーメノに残り50メートルまで食らい付き、ダービーの出走権を確保。欣喜雀躍(きんきじゃくやく)していい場面だが、落ち着き払って大舞台への態度を保留した。「もっと良くなるから」。成長途上の段階で迎えたダービーで0秒6差8着。▲ゴールドシップとも差のない競馬をした。完敗でも、秋逆転への期待は大きく広がった。

 長距離戦は騎手の仕掛けが大事になる。セントライト記念は馬体に余裕が感じられる仕上げ。勝負どころで外を回らされた分の4着だった。ゴール前の脚色を見ても、距離延長に不安はない。「楽しみにしてるし、チャンスはある。次も乗せてもらえるかわからないですけど、もちろん乗りたい」。前走後、悔しそうに話していた松岡騎手と5戦連続のコンビが決まった。

 デビュー3年目にダイヤモンドS(芝3400メートル)で重賞初制覇を果たし、春の天皇賞(芝3200メートル)を毎年盛り上げる28歳の勝負師。ここ2走は後方からの競馬だったが、4走前の山吹賞はスローの逃げ切り勝ち…、展開に合わせ、大胆不敵の騎乗で勝利をもぎとってくれるはずだ。

 水曜の追い切りはしまいをしっかり伸ばす内容。力みのない走りで回転の良い脚さばきが好調を感じさせた。母の父モンジューを筆頭に母系はタフな欧州血統。3冠馬ディープインパクトからは素軽さを受け継いだ。道中馬なりで追走し、3角から4角にかけて抜群の手応えで進出。淀の直線で力強く抜け出してこい。

 馬連(7)から(17)(1)(2)(3)(6)(12)。

 3連単(7)-(1)(2)(3)(6)(12)(17)-(1)(2)(3)(6)(12)(17)。

 [2012年10月20日9時0分 紙面から]




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