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ジェンティル戴冠リハ/ドバイシーマC

芝コースで追い切られたジェンティルドンナ(撮影・國廣陽子)
芝コースで追い切られたジェンティルドンナ(撮影・國廣陽子)

<ドバイシーマC:追い切り>

 【ドバイ(UAE)27日=和田美保】シーマクラシック(G1、芝2410メートル、30日=メイダン)まであと3日と迫ったこの日、世界も注目するジェンティルドンナ(牝4、石坂)が元気に芝コースを単走で追い切られ、見守った岩田康誠騎手(39)は好調を確認した。高松宮記念を制して気分良く臨む主戦は、初めて踏んだドバイの地で勝利のイメージを描いた。

 きれいに生えそろった芝コースを、集中して走るジェンティルドンナの姿がそこにあった。大きなカーブを2つ曲がって直線へ。スタンド5階から見守る石坂師と岩田の眼下をきれいなストライドで通過する。騎乗した井上助手はほとんどアクションを起こさなかったが、最後まで集中して走り抜けた。

 時計は5ハロン70秒1、ラスト1ハロン12秒1。「感触は良いです。昨日と違って集中して走れています。頭が良いということもあるのでしょうが、成長していますね」と井上助手。初めて芝に入れた火曜日は物見をしたが、この日はだいぶ治まった。

 追い切り後はゲートに向かった。誘導したのは日迫助手ではなくゲートボーイだったが、すんなり収まって五分にスタートを切れた。知らない人間が引き手を持つことを想定し、既に日本で練習済み。その効果が発揮された。

 岩田はドバイ到着後のジェンティルドンナを初めて確認。追い切り後は厩舎へ出向いた。「ドバイに着いて環境に慣れて充実しているなと思った。目を見たら、本当にリラックスして落ち着いているという印象を持った」と雰囲気の良さを感じ取った。これまでオーストラリア、英国、香港など各国を股にかけて結果を出してきた岩田だが、ドバイ遠征は機会がなかった。最初の海外遠征は06年メルボルンCのデルタブルース。日本を出たこと自体が初めてだったが、海外初騎乗初勝利という離れ業をやってのけた。「あの時はわけが分からず緊張していたが、もう海外でも動じなくなったよ」。毎日付きっきりの調教でディープブリランテとともにダービーを制したこと。ブエナビスタで制したジャパンC、ロードカナロアとともに達成した史上初の香港スプリント制覇。そのすべてが血となり肉となっている。

 「いいパフォーマンスを見せられるようベストを尽くす。日本の皆さんにいい報告がしたいと思っています」。太陽の光りが降り注ぐメイダン競馬場。言い切った岩田の目は自信に満ちあふれていた。

 [2013年3月28日8時57分 紙面から]

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