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テイオー最後の子が北海道の乗馬クラブに

トウカイテイオー最後の子、「キセキノテイオー(仮)」は、元気いっぱい
トウカイテイオー最後の子、「キセキノテイオー(仮)」は、元気いっぱい

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 テイオー最後の子が北海道の乗馬クラブにいた。30日で死後1年が経つトウカイテイオー(牡、享年25)。その忘れ形見の牡馬が7月3日に北海道新冠町の乗馬クラブ「遊馬ランド グラスホッパー」で誕生した。同馬の母は馬術競技馬の繁殖を目的として繋養(けいよう)されてきたが、テイオーの子は軽種馬としても血統登録済み。競走馬になる可能性もある。

 軒先には乗馬用の馬が4頭、ポニーが2頭つながれている。奥の牧草地にはさらにポニーが数頭放牧されていた。北海道新冠町の乗馬クラブ「遊馬ランド グラスホッパー」。トウカイテイオーの最後の子は、そんな場所で生まれた。

 テイオーの子がいるのはポニーとは別の牧草地。ここで母キセキノサイクロンと昼夜放牧をされている。母馬に常に寄り添い、草をはむ。7月3日生まれの、まだ生後約1カ月半。「すごく元気です。素直で気がいい馬です」。同クラブの八木徹さんはそう語る。名前はまだない。「キセキノテイオー、かっこ仮、と呼んでます」と笑うのは、同クラブの川北沙矢華さんだ。

 なぜ、このクラブでテイオーを付けることになったのか?

 母はサラブレッドで、もともとは旭川競馬場で走っていた。繁殖馬として乗馬クラブに来てからは、アラブの馬をつけ、エンデュランス競技の馬を繁殖していた。エンデュランス競技とは、野外を数時間かけて長距離走行する馬のマラソンとも言える競技。その競技馬を2頭生んでいた。

 昨年、種付けの話になり、せっかくサラブレッドなのでサラブレッドを付けようということになった。スタッフの中でトウカイテイオーのファンがいて、その推薦が最終的な決め手。既に受け付けは終わっていたが先方に快諾してもらい、7月10日に種付けが行われた。テイオーが心不全で急死したのは、その約1カ月半後だった。「まさかこの子がテイオー最後の子になるなんて」と八木さんは振り返る。

 既に母子ともに血統登録は済ませているため、競走馬になる可能性もある。ただ、まだ生後1カ月半。「エンデュランスになるか、競走馬になるか、乗馬になるかは未定」(八木さん)だ。今確かなことは、キセキノテイオー(仮)が、北海道で元気に育っているということだ。【三上広隆】

 ◆トウカイテイオー 父シンボリルドルフ、母トウカイナチュラル。88年4月20日生まれ。90年12月の新馬戦から勝ち続け、91年皐月賞、ダービーを無敗で優勝。ダービー後骨折が判明し、菊花賞に出走できなかったが、92年大阪杯で復帰し、連勝を7に伸ばした。同年天皇賞・春(5着)で連勝はストップしたものの、ジャパンCを快勝。日本馬の勝利は父以来7年ぶりだった。有馬記念11着後にはけがが相次ぎ、長期休養。1年ぶりのレースとなった93年有馬記念を制し、ファンの感動を呼んだ。結果的にこれが最後のレースとなり引退。種牡馬としてトウカイポイント(02年マイルCS)、ヤマニンシュクル(03年阪神JF)の2頭の中央G1馬を輩出した。昨年8月30日に急性心不全のため急死した。25歳だった。

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 [2014年8月26日8時47分 紙面から]

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