日本代表候補合宿が8日、千葉県内で行われた。午前2時間、午後2時間にわたりみっちり戦術練習に取り組んだ。

 午前の練習ではハリルホジッチ監督(63)がロープを使って各選手の距離感とポジショニングを確認。午後も狭いエリアでボールを奪う「ゾーンプレス」に取り組んだ。7日に追加招集されたMF永木亮太(鹿島)はロープを使っての練習に「細かいところまで突きつめていてすごいなと。細かいところにこだわってこそ勝利がつながるという監督の哲学だと思った」と振り返った。

 7日のミーティングでは「守備」をテーマに指揮官が1時間15分にわたり熱弁。ファウルをせずにボールを奪うこと、クロスへの対応などを徹底させた。この日夜のミーティングは「攻撃」がテーマで、FW興梠慎三(鹿島)は「怒られるのを覚悟しています」と戦々恐々としていた。