5大会10年ぶり出場となったアジア王者の日本は初戦で南アフリカを2-1で下し、白星スタートをきった。

 日本は小川航基(磐田)や堂安律(G大阪)らが先発し、飛び級でメンバー入りした15歳の久保建英(FC東京ユース)はベンチスタートとなった。

 前半7分 日本は、南アフリカMFマージマンに先制ゴールを許した。同19分、日本はゴール前のこぼれ球に反応したFW小川がダイレクトでシュートを放つも、右ポストに阻まれ、0-1で前半を折り返した。

 後半3分、1点を追う日本はFW岩崎悠人(京都)のグラウンダーの左クロスを小川航基がゴールに押し込んで同点とした。

 注目のFW久保は、MF三好康児(川崎F)に代わって同14分に2トップの一角で途中出場。いきなりFW小川にスルーパスを供給し、ゴールはならなかったが、相手GKと1対1の決定機を演出した。

 同27分、ペナルティーエリア内の左寄りでパスを受けた久保はニアサイドに走り込んだ堂安に折り返しのパス。堂安は、ゴール右隅にダイレクトシュートを決めて勝ち越した。久保は大会初アシストをマークした。

 日本はDF陣が体を張った守りで相手の反撃をしのぎ、勝利を収めた。

 日本は24日にウルグアイ、27日にイタリアと対戦する。