日本サッカー協会は24日、都内で会見を開き、18年ロシアW杯アジア最終予選の31日のオーストラリア戦(埼玉)と、9月5日のサウジアラビア戦(ジッダ)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。

 Jリーグで首位に立つ鹿島アントラーズからは、DF昌子源(24)、植田直通(22)の2人が選出された。6月7日の親善試合シリア戦(味スタ)、同13日のW杯最終予選イラク戦(テヘラン)にセンターバックで先発した昌子は日の丸を付けて戦う責任をさらに強く感じていた。「国のために戦うっていうことは普通の人間では出来ない。自分のため、鹿島のため、嫁や家族のためっていうのはあっても、日本中のサッカーファンの代表を見たいと思う人のために。そういう責任を感じいます」。オーストラリア戦に向け「開幕戦負けたら突破は0%だとか、オーストラリアには勝ったことがないだとか、ホームで決められるとか、おいしい要素がいっぱいある。オーストラリアに勝つことしか考えていない」と次戦でW杯出場権を獲得する意気込みを語った。

 植田も「源くんが(代表の)主力になって、負けていられないという気持ちが強くある。もっともっと成長したい。良い刺激をもらっています」。代表初出場に挑む。

 ハリルホジッチ監督が代表招集の可能性を示唆していたFW金崎夢生(28)の復帰はならなかった。

 この日は、茨城・鹿嶋市内で26日のセレッソ大阪戦(ヤンマー)に向けた練習。紅白戦などを行った。