日本代表の欧州遠征(10日ブラジル戦、14日ベルギー戦)に選出されたセレッソ大阪FW杉本健勇(24)が1日、大阪・舞洲での練習後に強い危機感を明かした。10月31日に発表されたメンバーに本田、香川、岡崎と代表の“顔”だった3人が選ばれず、杉本は「代表に値するプレーを見せないと、次はない。そういう気持ちでやりたい」と表情を引き締めた。

 ただ、現状はクラブ悲願の初タイトルがかかる川崎フロンターレとのルヴァン杯決勝(4日、埼玉スタジアム)に全神経を集中。「まずはそこだし、いい形で(代表に)合流できるようにしたい」とMF山口蛍(27)と2人、タイトルホルダーとして欧州に乗り込む決意だ。