日本サッカー協会は1日、日本代表の新しいエンブレムを発表し、従来の白地に赤のラインを背景に三本足の八咫烏(やたがらす)がボールをつかむ構図を踏襲しつつ、昨年変更された協会のシンボルマークに合わせて全体的にシャープなデザインとなった。10日にフランスのリールで行われるブラジルとの国際親善試合から新ユニホームとエンブレムを採用する。

 日本協会の価値や発信力を高める一環として、これまで個別のデザインを用いていた主催大会のロゴにも統一感を持たせた。9地域、47都道府県協会のマークも日本協会と同一化した。

 田嶋幸三会長は「これで協会を支えてくれる多くの方々と一体感を持てる。代表のエンブレムも素晴らしく、これを付けていい成績を上げていきたい」と話した。