FIFAランク44位の日本が、敵地で同5位の強豪ベルギーに惜敗した。

 FWロメル・ルカクら主力を起用してきたベルギーは試合序盤、前線でのプレスから激しい攻撃で日本ゴールを揺さぶった。防戦一方かと思われたが、前半の中盤ごろからは日本にもチャンスが生まれた。大迫のヘディングシュートなど、惜しい場面もあった。

 後半はMF森岡、FW久保を投入し攻勢を図ったが、28分、守備陣を引きつけながらドリブルで切り込んだシャドリからのクロスに、R・ルカクが頭で合わせゴール。ベルギーに先制を許した。日本はさらにFW杉本、FW乾らをピッチに送り、反撃に出たが世界の壁は厚く1点が遠かった。