18年W杯(ワールドカップ)ロシア大会の組み合わせ抽選会がクレムリンで行われ、6大会連続出場の日本はポーランド、コロンビア、セネガルとの1次リーグH組に入った。

 セネガルはアフリカ勢の中で屈指のタレント集団。多くの選手が欧州クラブでプレー。中でも強力なサイドアタッカー2人を擁する。圧倒的なスピードと身体能力が高いマネは、吉田麻也の元チームメート。リバプールで主力として活躍し、移籍1年目の昨季は13得点を挙げた。モナコのケイタは昨季ラツィオで16得点と高い得点能力を発揮。エバートンのゲイエやナポリのクリバリも欧州トップクラスの実力者だ。

 近年、欧州チャンピオンズリーグや欧州リーグに出場する選手も増え、大舞台の経験を積んではいるが、代表になると結果を残していない。アフリカ選手権では過去5大会で本大会出場を2度逃し、今年の決勝トーナメント1回戦が最高成績。豪華メンバーだけに寂しい結果だ。チームがかみ合えば8強に進出した02年日韓大会以上の躍進も可能だ。