東アジアE-1選手権で2連勝した日本代表は13日、都内で合宿10日目の練習を行い、MF阿部浩之(28=川崎F)は優勝を誓った。

 16日の韓国戦で引き分け以上ならハリルジャパン初タイトルとなる優勝が決まる。

 阿部は「球際を激しくいって、ボールを奪って、相手にファウルをさせないぐらいパスをつなげればいい。賢く優勝できれば」と必勝を宣言した。

 自身の初ゴールにも意気込む。12日の中国戦では川崎Fで同僚のFW小林が初得点した。途中出場していた阿部は「ほんまは(小林のシュートを)さわったろうかな、と思った(笑い)。今度は(小林)悠君に(パスを)出してや、って言っときます。

 でも、そう(シュートをさわろうと)思うぐらい自分も点を取りたいと思っている」。今大会も残り1試合。W杯へ生き残るため、ゴールという結果で存在を示す。