日本サッカー協会が15日午後3時から、都内で日本がマリ(23日)、ウクライナ(27日)と対戦するベルギー遠征のメンバー発表を行う。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が登壇し、メンバーを自ら読み上げる予定。

 ベルギー遠征は5月14日のW杯(ワールドカップ)予備登録メンバー35人のFIFAへの登録前、最後の活動になる。注目の本田の復帰はあるか。ハリルホジッチ監督は2月に手倉森コーチをメキシコまで派遣。気にはしているものの、本田についての質問に過剰反応するなど、その扱いに少しナーバスになっているようにも見える。肝心の本田の状態もゴールとアシストを重ねた1、2月と比較すると、ここ数試合はアピール度に欠ける。呼ぶ、呼ばないよりも会見でどう語るか。最終メンバー入りへ、指揮官の言葉が気になる。

 ケガの香川は選外が確実で、岡崎招集も微妙と「ビッグ3」が再びそろって不在の可能性もある。未知数だが、中島の初招集が唯一の光か。W杯まで100日を切った。サプライズがあるとすれば、1度は呼ばないと示唆した井手口、浅野の強行招集ではないだろうか。【日本代表担当=八反誠】