サッカーＷ杯ロシア大会での代表入りを目指すメキシコ１部パチューカのＦＷ本田圭佑（３１）が１７日、東京・稲城市内でＪ２東京ヴェルディの非公開練習に参加し、約１時間半、汗を流した。

　１８日に迫る国際親善試合ガーナ戦（３０日、日産ス）のメンバー発表を前に黙々と体を動かす本田をひと目見ようと、練習場には５０人を超えるファンが詰めかけた。

　練習後にグレーのスーツにサングラス姿の本田がクラブハウスから姿をみせると、サインや写真撮影を求める人が押し寄せ、パニック寸前。ファンに囲まれた本田は笑みを浮かべつつも「１列に並んで」と冷静に呼び掛け、その後は気温２５度の夏日の炎天下の中、汗をぬぐいながら約１５分間のファンサービス。「まだもらってない人います？」と自らファンに問い掛けるなど、その場にいた全員とサインや写真撮影を行う神対応をみせ、最後は「じゃあまた」とあいさつして送迎車に乗り込み、グラウンドをあとにした。