日本代表の次期監督に、U-21(21歳以下)日本代表の森保一監督(49)の就任が26日、決定し同日、都内で会見を開いた。

 田嶋会長には質疑応答の中で、2020年東京オリンピックやワールドカップの結果をもって、森保監督の任期に判断を下す考えはあるか? と質問が飛んだ。同会長は「任期はオリンピックやワールドカップ予選という、節目節目で考えているわけじゃない。技術委員会として(代表に)帯同しているわけですから常に分析、評価している」と説明した。

 森保監督は「私が触れることじゃないかも知れないですけど、任期があるからといって安泰だとか、ゆっくりだとか思っていません常に1日、1日、1試合、1試合が勝負だと思う」と任期を考えず勝負していくことを強調。「チャレンジだと思うが評価してくださる方に評価いただき…1番大切なのはチームファーストだと思っていますので。日本代表には1番、力を出し発展できる形を、常に評価していただければと思っています」と語った。

 そして「オリンピックは2年間、次のワールドカップは4年間…スタッフと最高のチームを作りたい、でもスタッフだけでは最高のチームは出来ない、メディアの方、全ての方の力を借り、強い代表が世界に打って出られる。どうか、我々と一緒ににたたかっていただければ…常にその時々のベストを尽くします」と、A代表と東京オリンピック代表に迷うことなく全てを注ぐ考えを示した。【村上幸将】