今月末で退任する日本代表の手倉森誠コーチ(50=リオデジャネイロ・オリンピック監督)が27日、都内の日本協会に最終出勤した。ベガルタ仙台監督から転じ、14年1月の初活動から4年8カ月。16年U-23アジア選手権で初優勝してリオに導き、オリンピック監督として初めて大会後も協会に残りA代表を指導。ワールドカップ・ロシア大会で16強入りに貢献し「2度の解任があった激動の中で学ばせてもらった」と振り返った。

「いつかA代表監督に?」の質問に「え~(A)」とラストだじゃれ。複数Jクラブからの誘いを断って年内は充電し「いつか(A代表監督として)力を貸してくれと言われるよう準備します」と約束した。