サッカー日本代表と7日に対戦するチリ代表が4日、札幌市内で練習を行い、台風21号の接近による強風で練習非公開用の目隠しシートが飛ばされ、グラウンドが丸見えになるハプニングがあった。

チリ代表の招集メンバーは24人だが、バルセロナのMFビダルら海外組を中心に大半の選手が合流できておらず、グラウンドに姿をみせた選手ははわずが14人。練習は冒頭20分のみ公開され、選手らは5対2のパス回しなどで汗を流した。

その後、練習は非公開となり報道陣はシャットアウトされたが、4日は台風21号の接近で札幌市内でも強風が吹き荒れており、目隠し用に設置していたシートの一部が飛ばされ、グラウンドが丸見えに。スタッフらが修復に走るも風は強まるばかりで、シートの隙間はどんどん大きくなっていった。結局、シートはそのままにされ、通行人らがその隙間から練習をのぞくなど“公開”状態のまま約1時間半の練習は行われた。